ヘリーです。
水が入ったコップをひっくり返す!
物を投げる!散らかす!たたく! etc.
子供がすることに対して、「ダメっ!」と頭ごなしに叱ってしまうことってありませんか?
そのあと、「おこり過ぎたかなぁ・・・」と、寝顔をみながら一人で反省したり、私にはたまにそんなことがあります。
今日は、「子供のイタズラ」について。
- 親にとっては「子供のイタズラ」
- 子供にとって、それは本当に「イタズラ」??
- 脳の働きと「子供のイタズラ」
- まとめ
親にとっては「子供のイタズラ」
例えば、コップに入った水を子供がひっくり返した時、
「水をこぼす」という行動を、つい否定的なイメージと結びつけてしまいがち。
でも、それは親が勝手に決めつけているイメージに過ぎません。
子供にとって、それは本当に「イタズラ」??
同じ「水をこぼす」という行動をする時、子供はまったく別のことを考えているかもしれません。
例えば、
…コップに水が入っている…
…コップを動かすと形が変わるんだ…
…コップから出たら、どうなるんだろう…?
…下に落ちたら音がするのかなぁ…?
こんな風に色々なことに興味を持った結果が、「水をこぼす」という行動だったのかもしれません。
もしそうならイタズラというより好奇心、経験という表現の方があっているかもしれませんね。
脳の働きと「子供のイタズラ」
こんなパターンもあるかと思います。
水をこぼした後、さらに子供がこぼれた水を手でバチャバチャとたたく。
私は「こらっ!なんでそんなことするの!?」と怒鳴る。
子供は叱られてもバチャバチャし続けて、全然やめてくれない。
怒る⇒やめない⇒また怒る⇒全然やめない⇒・・・負のスパイラルにおちいります^^;
でもこれには、「脳の働き」が関係しているのだそう。
新しい刺激を受けると、脳はその刺激のきっかけになった「行動」に意識を集中させようとするらしいです。
その結果、子供はその行動を繰り返してしまうことになる。
さっきのケースで言うと、
(行動)⇒こぼれた水を手でバチャバチャとたたく
(刺激)⇒親がビックリして怒る(見たことのない親の表情や言動が子供にとっては新しい刺激になる)
その結果、子供はバチャバチャを繰り返してしまう。
まとめ
このように「子供のイタズラ」と一言でいっても、なぜその行動をしたのか?そこには、子供なりに色んな理由があります。
今日見てきたもの以外にも「お父さんお母さんにかまって欲しいからイタズラをしている」ということもあると思います。
エラそうに書いている私自身も、言うことを聞いてくれずイライラして怒鳴ってしまうことはまだまだあります。
でも、そんな時も今日のような考え方を知っていれば落ち着いて子供の話を聴いてあげられる機会も増えていくはず。
明日からも子供に色々教わりながら一緒に成長していきましょう。
明日も、しあわせな一日が待っています。