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知れば人生が変わる⁉「影響の輪」という考え方

ヘリーです。

「関心の輪と影響の輪」という言葉をご存知ですか?

知っていると人生が大きく変わるかもしれない。

今日は、そんなステキな考え方をご紹介します。

  • 「関心の輪」と「影響の輪」
  • 身近な関心の輪 ネットニュース
  • 「影響の輪」の中に目を向ける
  • 「関心の輪」にあるものの扱い方 

「関心の輪」と「影響の輪」

日々の暮らしの中で、私たちが関心を持つものごとは2つの範囲に分けることができるという考え方なのですが、

その2つとは…

・自分の力ではコントロール(影響をあたえることが)できない範囲

・自分の力でコントロール(影響をあたえることが)できる範囲

スティーブン・R・コヴィーさんの著書「7つの習慣」で、ある人が持つ関心事を「関心の輪」と呼んでおり、その中で「自分の力でコントロール(影響)できること」は「影響の輪」と呼んでいます。

絵にするとこんな感じ↑↑

一見、「関心の輪」まで興味を持ちエネルギーを注ぐ人の方が、視野が広かったりアンテナが高いようにも思えます。

でも一方で、どれだけそこにエネルギーを注いでも「そこは自分の力では変えることができない領域」なので、ただの骨折りと考えることもできます。

では、同じエネルギーを「影響の輪」の中に注ぐとどうなるでしょう?

影響の輪にあるものごとは「自分の力でコントロールできる」ので、そこには何らかの変化が生まれます。

身近な関心の輪 ネットニュース

ここからはもう少し具体的に。

私が「影響の輪」を意識するようになった一つのきっかけは、ネットニュースです。

というのも、私はしょっちゅうネットニュースを見ていました(特に通勤中・・・)。コメントも面白いので、暇さえあればつい開いてしまうといった感じ(^^;

ここで、最近のネットニュースで上位にアップされていた記事を考えてみると・・・。

① アメリカの中間選挙の情勢

② 北朝鮮のミサイル発射

③ 芸能人の結婚

④ サッカー日本代表の選考

⑤ テレビ番組の打ち切り

⑥ 円高/円安の変化  etc.

さて、これらは自分の「関心の輪」の中にあるもの、「影響の輪」の中にあるものどっちでしょうか。

きっと大半の人にとって「関心の輪」。自分の力でコントロールしたり、影響を与えたりすることは難しいはず

例えば、円安の進行に不安になったり、ファンだった芸能人の結婚を嘆いたり、日本代表の選考に文句を言ったりしたところで、それで何かが変わることはありませんよね。

であれば、そこにエネルギーを使うのはもったいない。そんな風に思ったのが、「影響の輪」を意識するようになったきっかけです。

「影響の輪」の中に目を向ける

では、どんなことにエネルギーを使えばいいのか?

それは、「影響の輪」すなわち自分の力でコントロール(影響)できる範囲にあるものごとです。

ネットニュースのように何かを調べる場合でも、例えば、趣味のサッカーの練習方法、週末に出かける場所、夕飯のおかずなどであればどうでしょうか。

それがきっかけで、趣味が上達したり、いつもより楽しい週末を過ごせたり、おいしい夕飯が食べられるかもしれません。

このように、「影響の輪」の中にあるものは、そこにエネルギーを使うことで自分の生活に変化を起こすことができる。それが「関心の輪」にあるものとの決定的な違いです。

ちなみに、私はネットニュースやめた代わりに通勤中はブログを書いています。

自分の考えを整理する機会になったり、文章を書く練習にもなり以前よりも通勤が有意義な時間になりました。

あと、テキストを打ってることが多いのでスマホのデータ通信量がめっちゃ減りました…笑

「関心の輪」にあるものの扱い方 

この考え方はいろんな場面で役に立ちます。

普段こんなことを考えたりしていませんか?

  • ・週末の天気が心配
  • ・昨日した失敗を後悔
  • ・景気の先行きが不安
  • ・上司や家族の機嫌が気になる
  • ・周りからの自分の評価が気になる

私はよく考えます。でも、一つだけ気をつけているのは「これらはすべて自分の力ではコントロールできないもの」だということ。

他人の機嫌や評価を決めるのは他人(絶対に自分じゃコントロールできない)ですし、景気の先行きなんて誰にも分からない(気にしてもムダ)です。

前提として、そのようなことを必要以上に気にしてもムダだと思います。

ですが、そんな中でも少し見方を変えれば、自分がコントロールできることも見えてきます

  • ・週末の天気が心配 ⇒雨でも楽しめることを探しておく
  • ・昨日した失敗を後悔 ⇒自分の行動を省みて見直す

自分の行動を見直して、頑張ることは自分でコントロールできますよね。

その結果、同じ失敗をしないようになったり、家や職場での行動や態度が変われば、

自身の評価や周りの機嫌など、自分ではコントロールできなかった「関心の輪」にあるものにも変化が起こるかもしれません。

影響の輪or関心の輪のどちらにあるかを見極めたら、まずは影響の輪にあるものへ自分の力を注ぐ。

そんな習慣や考え方が身につけば、きっと人生はより豊かなものになっていきます。

明日も、しあわせな一日が待っています。