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今日は〇〇すると吉!二十八宿とは?

ヘリーです。

「暦の吉凶」を大切に生活することの続き。

今日は「二十八宿」のお話しです。

  • 二十八宿とは
  • 二十八宿の意味
  • どの暦の吉凶を信じればいいの?

二十八宿とは

二十八宿の吉凶は、中国における天体観測の考え方に由来します。

天球をある28のエリアに区分すると、月がおよそ一日で一つのエリアを順に動く(宿る)ことから、

月が宿るその一つ一つのエリアにある星座を「星宿」として定めたもの。

月の動きは地球上のあらゆるものに大きな影響を及ぼすと考えられ、

月が宿る「星宿」も人々に影響を与える=運勢を占うことに用いられるようになったそう。

この星宿を暦に当てはめ吉凶を見るのが「二十八宿」ですが、

呼び名のとおり、28の星宿がありそれぞれに吉凶があります。

それがコチラ

角(かく)・亢(こう)・氐(てい)・房(ぼう)・心(しん)・尾(び)・箕(き)・斗(と)・牛(ぎゅう)・女(じょ)・虚(きょ)・危(き)・室(しつ)・壁(へき)・奎(けい)・婁(ろう)・胃(い)・昴(ぼう)・畢(ひつ)・觜(し)・参(しん)・井(せい)・鬼(き)・柳(りゅう)・星(せい)・張(ちょう)・翼(よく)・軫(しん)の28

そして、中段の吉凶と同じように、それぞれの「星宿」には

この日に〇〇をすれば吉

この日に〇〇をすると凶

という意味があるんです。

二十八宿の意味

続いて、細かい吉凶についてご紹介します。

かく吉)衣類裁断、着初め、棟上げ、建築、普請造作、柱立て、井戸掘り、酒造り、婚礼、開店、神仏祭祀、新規事を始めるなど

凶)葬式、納骨
こう吉)結納、婚礼、種まき、取り入れ、衣類仕立て、習い事始め、贈り物、友人に会う、物品購入など

凶)普請、建築、造作、不動産売買、移転、旅行
てい吉)婚礼、見合い、農耕全般、新改築、酒造り、移転、開店、新規事を始めるなど

凶)衣類の着初め、大きな事、水に近づくこと
ぼう吉)婚礼、神事など祝い事全般。旅行、造作、棟上げ、柱立て、衣類裁断、移転、新規事を始めるなど

凶)訴訟、不倫など、驕りや不遜は禁物の日
しん吉)神事、仏事、移転、旅行、衣類の着初めなど

凶)婚礼、葬送、普請、造作、投資や仕入れなど出費にまつわること
吉)婚礼、開店、移転、旅行、薬合わせ、造作、建築、新しい事を始める、修行・勉強始めなど

凶)衣類裁断、衣類の着初め、葬送
吉)酒・しょうゆ造り、商品の仕入れ、契約、池や水路を構築、種まき、動土、集金など

凶)婚礼、葬式、納骨、驕りは禁物の日
吉)婚礼、不動産売買、造作、動土、井戸掘り、後まで残る物事、事業開拓、倉庫の建築、造園、車両の新調、新規事を始めるなど

凶)その他のこと
ぎゅう吉)吉祥宿なので何事にも用いて吉。とくに午の刻(11時から13時)が大吉祥。

凶)-
じょ吉)公務・職務・芸能に関わること、武器を造る、学芸の稽古始め、美容・理容院に行く、神仏を拝むなど

凶)訴訟、婚礼、葬式、争い事、掛け合い事、衣類新調、着初め、新築、造作、引っ越し、新しい事・大きな事を始める
きょ吉)入学、習い事始め、家族団らん、衣類の着初めなど

凶)建築、婚礼、縁談、葬式、納骨、祝い事、祭事
大凶)相談事
急ぎの事であっても慎重に。万事骨折り損の凶日。
吉)壁塗り、かまど造り、出張、精神的鍛錬、レジャー、船の普請、動土、酒造、公務など

凶)婚礼、衣類裁断、釘打ち、引っ越し、大きな事
大凶)高所での仕事、登山
何事も慎重になるべき日
しつ吉)神仏祭祀、祝い事、祈願、婚礼、船乗り、造作、戦、狩猟、柱立て、井戸掘り、薬の飲み始め、理髪など

凶)葬式、納骨、遠出
へき吉)新築改修、新事業造作、婚礼、葬式、契約、衣類の着初めなど
衣類裁断に用いると子孫繁栄

凶)南に進出、名付け
けい吉)婚礼、棟上げ、柱立て、井戸掘り、伐木、旅立ち、神仏祈願、祭事、宮造り、会合、衣類裁断など

凶)開店など新規の事、訴訟、交渉など
ろう大吉)衣類裁断は増益あり寿命が伸びる
吉)婚礼の相談、婚礼、契約、取引始め、旅行、美容、動土、建築、造作、造園、衣類の着初め、休息に関する事、急ぎの用事など諸事に用いて吉の日

凶)訴訟、判断すること、改革
吉)公事に関する事、就職、婚礼だが一般にはあまり用いない日
王者が善を修するに良い日

凶)造作、衣類裁断、私事
大凶)葬儀
ぼう吉)神仏祈願、手斧始め、祝い事、新規開店、家畜購入など

凶)衣類裁断、家の増改築、争い事
ひつ吉)神事、婚礼、棟上げ、新築、増改築、屋根葺き、造作、蔵造り、不動産取得、農耕、契約事など

凶)投資・仕入れ・返済などの出費に関する事、口論
吉)入学、稽古始め、神仏祭祀、建築土木、山仕事始め、転居など

凶)衣類の着初め、造作、投資、開店、事業の新規拡張
投資などに用いると家財を失う
婚礼に用いると金銀を散じ病に悩む悪日
しん吉)物品の仕入れ、商品の買い付け、倉庫納入、販売などの商取引、開業、造作、建築全般、土木全般、新規取引開始、婚礼、就職、旅立ち、祝い事、養子縁組など

凶)葬式、転居、賭け事
せい吉)神事、種まき、婚礼、建築、動土、普請造作、井戸掘り、落成式、商談、不動産売買など
人に施した福徳が自分に戻る働きを含む日

凶)衣類裁断、葬式、治療始め、争い事
衣類裁断すれば離婚する
大吉)よろずよろし。二十八宿でもっとも格が高く、公の事、とくに式典などに適する。一般の祝い事も全て吉。

凶)婚礼
りゅう吉)剛猛の事、物事を断わる

凶)婚礼、新規事業、普請造作、衣類裁断
大凶)葬送
葬送すると不幸が重なる
せい吉)運転始め、療養始め、乗馬始め、種まき、改築、祖先の祭祀など

凶)婚礼、祝い事、葬式、納骨、不倫
ちょう大吉)種まき、養蚕
吉)婚礼、就職、神仏祈願、新築、開業、事業の拡張、見合い、祝宴、和合事など

凶)衣類裁断、樹木を切るなど
よく吉)種まき、耕作始め、樹木の植え替え、農耕全般、草刈り、建築、土木、出張、旅行など

凶)高所での仕事、入学試験、掛け合い事         
万事に用心が必要な日。
公の行事、祝い事、祭り事には用いない
婚礼は離婚となる
しん吉)婚礼、棟上げ、不動産売買、神仏祭祀、地鎮祭、落成式、建築、祝い事、万事新規の事

凶)衣類裁断、衣類の着初め、旅行
衣類を裁断すると火難に遭う

どの暦の吉凶を信じればいいの?

六輝、中段の吉凶、二十八宿とたくさんの暦の吉凶がありましたが、

それぞれの関係はどのように考えれば良いのでしょうか。

例えば、六輝では「大安」だけど、中段の吉凶は「閉(とづ)…何事も閉止する日」

中段は「建(たつ)…最吉日」だけど、二十八宿では「危(き)…何事も慎重になるべき日」

みたいに吉凶が混在している時は一体どうすればいいのか?

私なりの考えは、「どちらを信じてもいい」です。

まずそもそもの前提として、何かをしようと思い立った時は、

その思い立った日がまず「吉日」だと考えているからです。

だから、暦に縛られて何かをやめたり、逆に始めたりすることはしません。

暦を参考にするのは、「いつするか?」が決まっていない時。

例えば、旅行に行こうと決めた日が六輝では仏滅だけど、中段は「建(たつ)…最吉日」だった場合、

私は良い吉凶の「建」を信じて旅行に出かけます(^^)

どれ信じてもいいなら、そんなんやらなくて良いのでは?」という声も聞こえてきそうですね。

でも、何も参考にするものがなければ人間誰でも不思議と迷いやすくなるもの。

たとえ、簡単なものでも何か一つ指標があればすんなり決められたりするものです。

私にとって暦の吉凶はまさにそんな指標になってくれる存在です。

皆さんも少しだけ暦を意識して生活してみませんか(^^)

明日も、しあわせな一日が待っています。