ヘリーです。
みなさんは、好きな絵本はありますか?
「子供の頃はあった」という人も多いかもしれませんね。
私も子供の頃「ぐりとぐら」が大好きでした。
成長し、絵本を読まなくなって約30年が経ちますが、
最近また絵本を手に取る機会が増えました。
今日は、そんな「絵本」について書きたいと思います。
- 絵本が子供に与える影響(記憶や印象)
- 絵本が子供に与える影響(発想や想像力)
- 絵本が子供に与える影響(まとめ)
絵本が子供に与える影響(記憶や印象)
私があらためて絵本を読むようになったきっかけは
子供への読み聞かせですが、そこで実感するのが
絵本のスゴさ。
まずスゴイのは、好きだった絵本の内容は
今でも覚えているということ。
その絵本に触れるのは30年ぶりなのに、
ページをめくるうちに、
「この次は、こんなシーンだったな」とか
「結末は、こんなのだったな」とか
そんなことがドンドン浮かんできます。
それだけ絵本は記憶や印象に強く残るものなんだと驚きます。
絵本が子供に与える影響(発想や想像力)
さて、うちの子にも大好きな絵本があります。
「100かいだてのいえ」シリーズです。
ある日、「100かいだてのいえ」に招待された主人公が、
ユニークな家を100階まで登っていくというシンプルなお話。
でも、その途中ではいろんな生き物が登場したり、
楽しい描写がたくさん盛り込まれています。
そして最後には、「100かい」に何があるのだろう?
そんなワクワクもくれるとてもステキな絵本です。
「絵本は、子供の発育に良い影響をあたえてくれる」
これはよく言われますよね。
私も何となくそれを信じて、読み聞かせを始めましたが、
最近「その通りだなぁ」と思うエピソードがありました。
先日、セミを探していた長女。
ですが、もう8月も末の頃。
セミの姿は少なく、見つけることができませんでした。
そんな彼女の足元に、木の上からこんなモノが落ちてきました。
私 「葉っぱさんが落ちてきたね」
娘 「セミさんからの手紙かな?」
私 「ホントだね、なんて書いてあるの?」
娘 「100かいで待ってます。って」
(「100かいだてのいえ」では、主人公が手紙で招待され、
100かいだてのいえに向かう描写があるのです。)
娘の言葉にハッとしました。
私にとっては、「ただの落ち葉」
娘にとっては、「セミさんからの手紙」
彼女がホントに手紙と信じたかは分かりませんが、
「落ち葉=手紙」という楽しい発想を娘にくれたのは、
絵本に間違いありません。
「絵本は、子供の発育に良い影響をあたえてくれる」ということを
まさに実感した出来事でした。
絵本が子供に与える影響(まとめ)
今回は、たまたま会話の中で気がつきましたが、
子供たちは、
・友達と遊ぶ時
・ひとり遊びをする時
・寝ている時(夢)でさえ、
日々、自分しか知らない色んなことを考えています。
そして、そこでも絵本からもらった発想や想像力が
きっと活かされているに違いありません。
もう一つ、今回のできごとが教えてくれたのは、
たとえ落ち葉1枚でも、捉え方次第で意味が変わるということ。
自分のもとに落ち葉1枚が落ちてきた時、
①ただの落ち葉と思って無視するか
②木からのプレゼントだ!ラッキー!と思うか
捉え方は自由です。
「②みたいに考えるなんて無理でしょ…」
そう思う人もいると思います。
でも、こんな風に考えてみるとどうでしょうか。
自分が歩いている時に、
・そこに木があってくれたから
・その木に葉っぱが生えていたから
・自分が通るタイミングでその葉っぱがたまたま落ちてくれたから
・風もある中で、枝葉に引っかかりもせず自分のところに落ちてきてくれたから
・すべてが重なって自分のところに葉っぱが落ちてきた
そんな風に考えると、同じ1枚の落ち葉でも見え方が変わりませんか?
子供と同じユニークな発想をすることは難しいかもしれません。
でも、大人になったからこその発想もできるはずです。
一見なんでもないような出来事でも、
楽しく、前向きに受け取ることができる。
それは人生を少しづつ豊かでしあわせにするコツ。
今回の出来事は、それを私に再認識させてくれました。
明日も、しあわせな一日が待っています。