ヘリーです。
今日のテーマは「蓬」
みんなが知っている植物ですが、
この字、読めましたか?
(わたしは今日はじめて読めるようになりました)
正解は、「よもぎ」
今日は、そんな蓬をつかった蓬餅(よもぎもち)と、
和菓子屋のおばあちゃんが教えてくれた
食べ物にまつわる「しあわせ」について、
書きたいと思います。
- 毎年恒例の蓬餅
- 蓬が持つ力
- 食べ物が持つ意味
- 意味を知り、食べる「しあわせ」
毎年恒例の蓬餅
蓬餅と言えば、3月3日のひな祭り。
3色ダンゴ、桜餅とならんで
よく食べられるのが「蓬餅」ですよね。
わたしも毎年、蓬餅を食べていますが、
なぜ、蓬餅を食べるのか?
理由を知らないままに食べていましたが、
今回ふとしたきっかけで、その理由を知りました。
蓬が持つ力
それは、昨日立ち寄った和菓子屋さんでのこと、
ふと蓬餅のコーナーを見ていると「魔除け効果」の文字を発見!
「清め」や「祓い」が大好きな私は、心くすぐられます。
それを見ていると、お店のおばあちゃんが
「蓬は邪気を払ってくれるから食べると良いよ」
と教えてくれました。
それを聴いて調べてみると、
蓬の良い香りが、悪い気を祓い清めてくれるので
昔から魔除けの効果があるとされていたようです。
だから、ひな祭りには女の子の健やかな成長を願って
「身を清めるため」に蓬餅を食べていたんですね。
「清め」が好きと言っておきながら、はじめて知りました…。
おばあちゃん、ステキなことを教えてくれてありがとう。
来年のひな祭りには、長女にもちゃんと理由を教えよう(^^;
食べ物が持つ意味
他にもおばあちゃんから教わったことがあります。
「6月30日は、ナゴシノハラエの日だから、
ミナヅキを食べるといいよ」とのこと。
ナゴシノハラエ…??
ミナヅキ…?????
一瞬、食べ物なのかすら分からなかったので、
少し調べてみると
①夏越祓(なごしのはらえ)
一年の折返しにあたる6月30日に行われる神事で、
半年分の穢れ(けがれ)を落とし、残り半年の無病息災を願うのだそう。
昔から続く、身を清めるための大切な行事だったのですね。
②水無月(みなづき)
白のういろうに小豆をのせた三角形の和菓子で、
夏越しの祓と同じ目的で食べる和菓子だそう。
こんな和菓子があったなんて、全然知らなかった。
でも、どちらもすごく大切な意味を持っているじゃないですか。
またまた良いことを教えてもらい感謝です。
意味を知り、食べる「しあわせ」
今回おばあちゃんから教えてもらったように、
私がいつも何気なく食べているモノの中にも、
蓬餅や、水無月のように大切な意味を持っているモノが、
きっとまだまだあるんだと思う。
「年越しそば」とかもそうですよね。
美味しいものを食べられるだけでも十分ありがたいですが、
蓬餅の「清め」のように、特別な意味を持つことを知り、
それを知った上で食べる方が、どんなに「しあわせ」だろう。
これからは味や見た目だけではなく、
その食べ物が持つ意味に目を向けていこう。
そして、自身が知ったことは子供たちにも伝えていこう。
そうすることは、自分自身ももちろん
子供たちが、より豊かな人生を送るきっかけにもなる。
明日も、しあわせな一日が待っています。