ヘリーです。
今日は朝からいい天気で、
風がとても心地よかったです。
心地よい風とめぐり合えたおかげで、
あるモノのことを思い出し、
物置きから出してきました。
キレイな音を持つ夏の風物詩といえば、
そう!「風鈴」です。
今日のテーマは、風鈴がくれる「しあわせ」について。
- 風鈴はいつからあるの?
- 風鈴がくれる「しあわせ」
- わが家の風鈴
風鈴はいつからあるの?
風鈴が日本に来たのは今から1000年以上も前の
奈良時代の頃らしく、当時は「風鐸(ふうたく)」という名前だったみたい。
今よく見るガラス製ではなく、青銅でできた鈴で
強風が運んでくる邪気や災いから守ってくれる
「魔除けの道具」として日本で広がったらしいです。
なんと…!風鈴に魔除けの意味があったなんて。
なんとなく涼しい気分になるから、毎年使ってましたが、
「清め」や「お祓い」が好きなわたしにはステキな発見です。
でも、それ以外にも風鈴にはステキな魅力があります。
風鈴がくれる「しあわせ」
ステキな音、見た目の美しさや清涼感は
言わずもがな。
わたしが見つけた風鈴がくれる「しあわせ」
について書きたいと思います。
①なかなか聴こえない。だから「しあわせ」
風鈴って、思い通りには鳴ってくれませんよね。
音が聴けるのは、風が吹き込む一瞬だけ。
はじめて風鈴を買た時、
せっかく買ったのに、思ったより鳴らないな~という感じでした。
でも、だからこそ鳴った時には、
「あっ!鳴った、鳴った」、「良い音だな」
という喜びをくれますし、
鳴らない時は、「また鳴ってくれないかなぁ」という
期待をくれます。
わたしにとって風鈴は、鳴ってる時も
鳴っていない時も「しあわせ」をくれるんです。
風鈴の音が思い通り聴こえないからこそ、
この「しあわせ」が感じられるのですよね。
②豊かな時間があることに気づかせてくれる
何かと気忙しい生活の中でも、
洗濯をたたみながら、あるいは食事を作りながら、
ふと風鈴の音が聞こえると、「キレイだな」と
喜びや期待を感じる自分がいる。
何となく時間に追われているような生活の中でも、
自分には「風鈴の音を楽しむ心のゆとりや、豊かな時間がある」
ということを教えてくれる。
魔除けの効果があるという、嬉しい発見もあったし、
明日からも風鈴のある「しあわせ」を感じながら、毎日を楽しもう。
わが家の風鈴
ちなみに、わが家でつかっている風鈴は2つ
冒頭の金魚の風鈴ともう一つはこちら。

この風鈴は、ガラスでも青銅でもありません。
「砥部焼(とべやき)」という陶器でできています。
砥部焼は、愛媛県の砥部町で作られている焼き物ですが、
一口に風鈴といってもたくさんの種類があるんですね。
今年の夏は、また違った素材の風鈴を探して夏を楽しみます。
明日も、しあわせな一日が待っています。